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モノ・コト・デキゴトfrom  和歌山
by hhidenori99
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広島2
さて、忘れないうちに広島建築群のレポート。
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HotelFlex 設計:プランツアソシエイツ 宮崎浩
先にも述べたように宿泊先は川沿いのデザインホテル。最上階の所謂スイートに宿泊。僕の部屋はハイルーフ仕様。大変居心地のいいインテリア。フロントがカフェを兼務している点もすばらしいアイディア。宮崎さんの作品らしく、サインが徹底している。これも大変気持ちがいい。旅館やホテルの仕事に携わる人間として、また建築家としても非常に参考になった。何より、宿泊先の建物、インテリア、水回りが良ければそれだけで旅の醍醐味は随分と変わる。ずっとこの部屋でゆっくり過ごしたい、そんな気持ちになるのが客室である。今後の仕事に大いに生かせる経験であった。
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基団地 設計:大高正人
どこから見学すればいいのかと思うほど大きなボリューム。足下の処理が良いのか軽々しく感じる。坂井人工大地を見学したことがあるがなるほど、共通項もあると実感。住戸の改修工事が行われており一部の棟には足場が設置。地上20階建て。この規模の集合住宅をもっと建築家が設計できれば日本の景色も随分と変わるのでは無いだろうか。
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広島西消防署 設計:山本理顕設計工場
外周に沿った各階の外回廊がたいへん気持ちがいい。当日は消防競技の真っ最中で中央部の吹き抜けでは若い消防士さんが色んな競技を行っていた。ルーバーの効果も実体験でき大収穫。この規模の建物のファサードを考える際、ルーバーという戦法がこれほど大きいとは思わなかった。職員みなさんの対応もすばらしく感心。
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トヨタF&L 設計:手塚建築研究所
外壁はメース?小口を見せる収まり。大きな開口と屋根に覆われたスタイリッリュで機能的なプラン。一連の手塚さんの住宅作品とはひと味違う建築。周囲の工場群の中でうまく馴染んでいるデザイン。
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Wood Egg 設計:三分一博志
工場群の外れに突如現れた建物。特徴的な外観に対し、内部は実にヒューマンスケール。残念ながら見学は不可であったがガラス越しに建築。1階と2階の間に空間がある。おかげで随分軽やかな印象。
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毘沙門の家 設計:谷尻誠
傾斜地に立つ店舗兼住宅。ちょうどお昼だったのでランチを店舗で頂く。なんとなく手の届きそうな建築。駐車場部分から少し浮かせたFLが効いている。明快でスタイリッシュな建築。
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SETO 設計:マウントフジアーキテクツ
以前から紙面でしか拝見したことのなかった彼らの作品。ずっと気になっていた建築家であり、遠回りでもいいので絶対に立ち寄りたかった。大変すばらしい建築であり、どう表現すればいいのか、感服。20世紀の建築で歴史に名を残す名建築であると思います。スケール感、仕上げ、素材、構造、いずれをとっても秀逸。どの角度から見ても美しい。集合住宅の概念を覆されました。眼下に広がる造船所の風景と山には古くからの集落。こんなロケーションで少々インパクトが強いですが、大きな広場部分を道から少し上がった部分に設けていることで圧迫感もなく、正に船の甲板にいるような気分。もう少し自分の中で消化してから述べます。すばらしい建築です。
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せとの森 設計:藤本荘介
SETOからほど近くに立地。ヒューマンスケールの家型建物がいくつにも並ぶ。恐らく、配置に関しては相当なスタディを繰り返したであろうと察す。個人の敷地に村を作ったような印象。低層の分棟型の集合住宅。学生が課題に出しそうな印象。やはり、配置計画がとても重要であると再確認。

以上、駆け足ではあるものの山陰地方の名建築を巡って参りました。福山にある最後の2つは大変貴重な経験となり、未だ消化不良。再度各紙を見直してコメントしよう。

こうやって遠出をし、見学することも久しぶりで心の中の血が騒ぎ出した。自分の中に流れる脈々とした何かが触発されました。ここ最近は多忙にかまけて、また、アマゾンの配達スピードに感服し現場に足を運ぶ機会が減っていたのでいい機会となりました。そして、改めて”seto"、これは本当に名建築です。
by hhidenori99 | 2014-06-15 18:02 | Comments(0)
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